9月の終わり、ずっと行ってみたいと思っていたところへ足を運んだ。
わらしちゃんに日本の原風景を見せてあげたくて。
暗越奈良街道(くらがりごえならかいどう)
わたしはこれを
暗黒街道(あんこくかいどう)
かと思っていた^^;
これだとダース・ベイダー出てきそう。
ジャージャージャー、ジャッジャジャッー
みたいな。
大阪と奈良を結ぶ古道。
きっかけは、大阪玉造にある石碑を見て。
東成区内各所にあるので、気になって調べるうちに、興味が湧いてきていつか行ってみたいと思ったわけです。
夏場の猛暑を避け、決行は9月になった。
昔の人のように玉造から歩きたかったが、
それだとトータル40キロ近く!!
さすがにハードルが高いので、まずは山越えルート
近鉄枚岡駅〜生駒間
制覇を目指す。
駅前には枚岡神社。
河内国一之宮。
気になるがこちらはまた次回。
気持ちは峠に向かっていた。
ネットで事前リサーチしたところ、
山中は自販機などないので飲み物は多目に、
とのこと。
お茶は1リットル水筒に入れて来たが、
念のため追加でペットボトルの炭酸飲料購入。
駅前は自販機たくさんあります。
暗越奈良街道の入口は特に看板などない普通の道です。
わたしはGoogleMapで確認しながら進みました。
厳しい急坂から
酷道(こくどう)
とも呼ばれています。
現在ではコンクリートで舗装され、滑り止めの丸いポツポツが続いています。
道沿いには標識が。
この時点でまだ徒歩5分。
いきなりの険しい坂にすでに気持ちが挫けそう。
駅に引き返そうかとも思います。
なめてはいけない…!!
10分ほどで大きな自然公園の入口に。
川に清水が流れ、すでに森の中。
ここにトイレもあります。
のっけから激しい斜面に心臓バクバク。
B'zの歌が頭に浮かびました。
♪荒野を走れー、どこまでもー、
心臓破りの丘を超えろー
ほんとにもう心臓飛び出しそうなくらい息あがる。
あまくみていた…!
この古道を。
まだ始まったばかり。
どんどん行くよー。
わらしちゃん、一緒に行こうっ。
(この時わら子はきっとわたしの背中ではしゃいでいる)
気分は禰豆子の入った箱を背負う炭治郎だ。
またまた広場でひと休み。
ほんと休みながらじゃないと進めない。
この道は松尾芭蕉も通ったそうです。
歴史を感じるなー。
20分くらいすると鳥居が。
禊の修行場!
なんか軽はずみに立ち入ってはならない雰囲気なので、先を急ぐ。
道端の花も、青空もとてもきれいです。
枚岡駅から観音寺までがおよそ20分ちょい。
金色の観音像が見えます。
道の左手には不動明王像。
背後には透き通る水が流れています。
この辺り水がとてもきれいです。
右手にはお玉神社。朱色の鳥居。
ハイカーさんが休憩していたので写真は控えました。
趣のある道標。
峠はまだかーっ。
来た時間を考えればもはや引き返す事もできず、
ひたすら前に進むだけ。
この後には最大の難所、
暗峠最大傾斜
も待っている。
先はまだまだ長い。
そんなわけでブログも次回に続きます。
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