無事峠を越す。
なんか危篤だった人が回復した時の言い方みたいだけど^^;
けれど途中はほとんど人も通らない、鬱蒼とした木々に囲まれた山道なので
ここで熱中症で倒れても誰も助けてくれない。
一瞬そんな恐怖が頭をよぎった。
暗峠から奈良方面へは緩やかな下り坂。
めっちゃ楽!
生駒の街並みも眺めることができます。
夜は夜景が綺麗でしょうね。
峠のすぐ下には
本陣跡、という石碑。
ただこれだけ。なんの解説も案内板もないし
この味わい深い字。
なんとも言えない^^;
こちらには西畑の棚田があります。
規模はこちらのほうが、さっきみた暗峠の再生棚田より大きいです。
標高なのか、稲の違いなのか。
こちらはまだ青々とした田んぼでした。
だいぶ平地へ来ると、乗馬センターがありました。
暑くてお馬さんの姿は見えなかったけど、
写真映えするでっかい地名のネームオブジェが。
KURA
てっきり馬に付ける鞍のことかと思ったら下に
GARI
ガリ…お寿司のショウガのことではない(そりゃあそうだ)
KURAGARI
暗峠のことでした。笑
乗馬センターを右手にさらに下だると、
今度はにわとりさんのマーク。
野飼いのたまごや大和鶏さんのお肉を販売しているようです。
こんな大自然の中でそだった鳥さんたまごさん、
おいしいでしょうね^^
たまご買ってみたいが、持ちかえるまでにつぶれてはもったいないので、
今回は見送り。サヨナラ〜(^^)/~~~
暗越奈良街道沿いはお地蔵様や石仏が多いです。
それがまた古き日本の慕情をかきたてます。
この辺りまできてやっと自販機発見!
しかもちょっと安かった(でもCoke ON対象じゃないから現金だけだよー)
すすきと田んぼ。
ご覧、わら子。日本の秋だねぇ^^
彼岸花の小道もありました。
平日だけ、1日4本だけだから時間は要確認。
コスモスも咲いて、この季節に街道を歩いてよかったと思う。
美しい日本の原風景がたくさん見れました。
わら子にこの景色を見せてあげれてよかった。
だいぶ町中に来て、バス停とともにトイレあり。
大きなため池。
亀さんおよいでいました。
百人一首にも詠まれた川で、
一節によると竜田揚げのなまえの由来にもなっているらしいですよ。
9時15に枚岡駅を出発して、
南生駒駅到着は12時前。
実質2時間30分くらい。
なんか…時間はそんなにかかっていないけれど、
ものすごく充実感がありました。
そして最初の5分で帰りたいと思いながらも^^;
そんな辛さもどこへやら。
不思議と、また行きたいなぁ、
なんて思ったりするわけですよ。
そして気付いたのは、
大阪側からだと急坂で大変なので、
奈良側から行ったほうがこれ楽なんだわ。
ということ。
確かに、すれ違う人達は皆生駒から来る人で
その割合のほうが圧倒的に多かった。
次回は南生駒駅出発で行き、
それほど完歩するのに時間がかからないとわかったので、
峠のカフェでくつろいでみたいと思います。
すっかり古道に魅せられてしまいした。
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