わたしとわらしのくらし

座敷わらしを通じて、日本の文化を大切にしたスローライフを送っています。

わたしはわらしと旅に出た〜古道に魅せられて②〜


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さてさて、うちのわらしちゃんに古き良き日本の原風景を見せようと、

大阪〜奈良生駒を結ぶ、暗越奈良街道(くらがりごえならかいどう)を進む歩き旅。

最大の難所に差しかかりました。

 

暗峠最大傾斜地

 

です。

傾斜率37%。車も自転車もかなりきつい急坂。

もちろん歩きでもきつい。

 

目の前にそびえる坂…!

 

とてつもない圧を感じる。


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特に看板などは出ていないので、

GoogleMapで位置を確認してわかりました。


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道沿いにはきれいな水が流れています。

もうここで水浴びしたいほど汗だくだ。

 

ゲートは閉まっていたけど、ここにはUターンの道があり、その横の段差に座ってひと休み。

( ´ー`)フゥー...

足もパンパン。

しかしこの坂を登れば

峠はもう少しだ。

 

昔小学校の国語の教科書かな?

こんなフレーズがあった。

『あの坂を登れば、海が見える』

題名も作者も覚えでいないけど、

時々ふと、そんなような

記憶の断片が蘇ることがある。

人間の脳って不思議ですね。

今の心境は

『あの坂を登れば、峠が見える』(はず)

 

暗越奈良街道国道308号線脇には登山道もあるらしい。


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がしかし…!

ものすごく入るのがためらわれる道です。


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ちょっと怖くないですか^^;


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この辺りお寺が多いようで、度々看板を見かけます。

寄ってみたいが今日はひたすら暗越奈良街道を進みます。

(初めてなので時間が予想よりかかると考えて)


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ここまで来るとトイレもあります。

どうやら所々トイレがあるので、その点はハイキングしていても安心ですね。

 

 

最大傾斜を超えると、弘法の水があります。f:id:kazamakizuna:20231005122230j:image

衛生面で現在は加熱しないと飲めませんが、

昔の旅人たちはここで乾いた喉を潤したことでしょう。


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お地蔵様やお社もあり、針の止まった時計もあって

まるでここだけ本当に時が止まっているかのようでした。


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しばらく行くと開けた風景に(やっと)なりました。

暗峠の再生棚田

です。

田んぼに稲穂が実ります。


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気温が24度。

この日大阪市内は30度でしたので、

かなり低めです。

それでもずっと歩き通しだと汗だくだく。

首に巻くタオルはあったほうが良いでしょう。


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田んぼとコスモス。

秋だねぇ、わら子。

きれいな風景だ。


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最大傾斜を超え緩やかな道を行くと、お地蔵様が。

ここには矢田山まで二里と石柱に彫られている。

峠を超え奈良の矢田山へ行くのに約8キロメートルの道標。


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今も昔も旅人をやさしく出迎えてくれるお地蔵様です。


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滑り止めで舗装されていた道が


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石畳になってきたら、峠がすぐ目の前の目印です!

 

やっと、やっと…!

 


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峠に着きましたー!!

 

えっと…

 

 

ちっちゃ(笑)

 

 

暗峠を記す石碑。

 

道の片隅にポツンと^^;

 

 

けれどこの瞬間、

やり遂げた達成感と充実感で

思わず(小さく)ガッツポーズっ。

 

やりましたね(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+

 

最初の5分で挫けそうになり

思わず駅に引き替えそうかと思ったことも

すでに過去のこと。

出発点からおよそ1時間30分で登頂。

 

坂は急だが駅からすぐの気軽にできる峠越え。

 

それが暗越奈良街道です!

 

峠まで来ると、茶店も数件ありました。

ここで昼食をとるなり、ひと息入れるのもありですね。


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ここからは下り坂。

先に見えるは希望の光(笑)

 

これから先は主に生駒側。

どんな景色が見れるか楽しみに、

わたしはわらしちゃんとまだまだ歩きます。

 

続きはまた次回〜

(^.^)/~~~

 

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わたしはわらしと旅に出た〜古道に魅せられて〜


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9月の終わり、ずっと行ってみたいと思っていたところへ足を運んだ。

わらしちゃんに日本の原風景を見せてあげたくて。

 

暗越奈良街道(くらがりごえならかいどう)

 

わたしはこれを

暗黒街道(あんこくかいどう)

かと思っていた^^;

これだとダース・ベイダー出てきそう。

ジャージャージャー、ジャッジャジャッー

みたいな。

 

大阪と奈良を結ぶ古道。

きっかけは、大阪玉造にある石碑を見て。


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東成区内各所にあるので、気になって調べるうちに、興味が湧いてきていつか行ってみたいと思ったわけです。

 

夏場の猛暑を避け、決行は9月になった。

昔の人のように玉造から歩きたかったが、

それだとトータル40キロ近く!!

さすがにハードルが高いので、まずは山越えルート

近鉄枚岡駅〜生駒間

制覇を目指す。

 


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駅前には枚岡神社

河内国一之宮。

気になるがこちらはまた次回。

気持ちは峠に向かっていた。

ネットで事前リサーチしたところ、

山中は自販機などないので飲み物は多目に、

とのこと。

お茶は1リットル水筒に入れて来たが、

念のため追加でペットボトルの炭酸飲料購入。

駅前は自販機たくさんあります。


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暗越奈良街道の入口は特に看板などない普通の道です。

わたしはGoogleMapで確認しながら進みました。


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暗越奈良街道国道308号線

厳しい急坂から

酷道(こくどう)

とも呼ばれています。

現在ではコンクリートで舗装され、滑り止めの丸いポツポツが続いています。


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道沿いには標識が。

この時点でまだ徒歩5分。

いきなりの険しい坂にすでに気持ちが挫けそう。

駅に引き返そうかとも思います。

なめてはいけない…!!

 


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10分ほどで大きな自然公園の入口に。

川に清水が流れ、すでに森の中。

ここにトイレもあります。


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のっけから激しい斜面に心臓バクバク。

B'zの歌が頭に浮かびました。

 

♪荒野を走れー、どこまでもー、

心臓破りの丘を超えろー

 

ほんとにもう心臓飛び出しそうなくらい息あがる。

 

あまくみていた…!

 

この古道を。


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まだ始まったばかり。

どんどん行くよー。

わらしちゃん、一緒に行こうっ。

(この時わら子はきっとわたしの背中ではしゃいでいる)

気分は禰豆子の入った箱を背負う炭治郎だ。

 


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またまた広場でひと休み。

ほんと休みながらじゃないと進めない。

この道は松尾芭蕉も通ったそうです。

歴史を感じるなー。


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20分くらいすると鳥居が。

禊の修行場!

なんか軽はずみに立ち入ってはならない雰囲気なので、先を急ぐ。


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道端の花も、青空もとてもきれいです。


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枚岡駅から観音寺までがおよそ20分ちょい。


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金色の観音像が見えます。


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道の左手には不動明王像。

背後には透き通る水が流れています。

この辺り水がとてもきれいです。

右手にはお玉神社。朱色の鳥居。

イカーさんが休憩していたので写真は控えました。


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趣のある道標。

 

峠はまだかーっ。

 

来た時間を考えればもはや引き返す事もできず、

ひたすら前に進むだけ。

この後には最大の難所、

暗峠最大傾斜

も待っている。

 

先はまだまだ長い。

 

そんなわけでブログも次回に続きます。

 

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お彼岸、おはぎを作る


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お彼岸の最中、今年はおはぎ作りに初挑戦しました。

 

わら子は小豆のお菓子が大好きで、あんこ系のものを神棚にお供えすると、かなりハイテンションで喜びます^^

 

わら子が喜んでいるのを感じる時は、部屋の中や背中の辺りがほゎ~と温かくなります。

 

作り方はネットで検索するが、大雑把な性格なのでわりと自己流が入りますw

 

人生で初めてもち米を買いました。

 

近所のスーパーには1kg中ちょいとのおっきいのしかなかったので、

余ったら何にしようかと考え中。

 

お米を洗い、たっぷり1時間水につけて

普通に炊飯器で炊くと…


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もちもちのやわらかいごはんが炊けています。

甘みを足すのに、炊飯ボタン押す前にお砂糖をふたつかみくらい入れてます。

 

温かいうちにスプーンでご飯粒が残るくらいにつぶし、一口大の大きさに丸めます。

 

あんこは今回はゆであずき缶詰めに少々砂糖を足し、鍋で煮詰めてあんこにしました。


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焦げないように弱火で混ぜながら煮詰めると、水分がとんでほどよい粒あんになりました。

 

きなこには砂糖を混ぜスタンバイ。

 

今回は青のり、黒ごま、きなこ、あんこの4色です。


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重箱に詰めるとめっちゃいい感じー♪

 

時間が経ってもお米が固くならず、やわらかもちもちでおいしいかったです☆

黒ごまと青のりは甘さ控えめで、甘いのが苦手な人でも食べやすいようで。

黒ごまはすりごま使用のレシピが多かったですが、

いりごまでもぷちぷち食感があってよかったです^^

 

わらしちゃんとの暮らしでは、日本の伝統文化を大事にしています。

 

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はりしごと

 


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引っ越し前に使っていたカーテン、

引っ越し先では丈が少々長くて

まち針で裾上げをしていましたが、

このままだとわら子がけがをしてはいけないと思い、

チクチク手縫いで縫い上げました。

 

ミシンでやったほうが早いしきれいだけど、

めんどくさがりやのわたしはカーテンをはずすのとミシンを出すのが面倒で、手縫い。

(どっちが手間かかるん?という話ですが)

 

そこでふと思ったのは、

昔の人は着物からおしめから手縫いでたくさん作っていたわけで。

すごい重労働ですよね。

そりゃ母さんが夜なべして〜とかなるわけですよ。

現代は便利な機械もたくさんあり、速さが最優先になりがちだけど

一針一針時間をかけて仕上がったものは、

愛着も湧いて大事にしようと思うし

縫い目も雑だけど、その不器用さもかわいく思えてしまうのでした。

 

今は今で暮らしやすいし便利だけれど、

昔ながらの手作業とかの味わいを感じながら

日曜日ゆっくり過ごせるのが幸せだなぁ、

なんて感じています。

毎日忙しすぎたらやっぱり楽に効率よくできたほうがいいと、やはり思うので。

 

うちのわら子ちゃんには、

今度お手玉とかを作ってあげたいです。

 

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わらしと神様


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昔から神社が好きで、今でも足繁く各地へ参拝に通っている。

生まれが山陰、鳥取県境港市なので、幼い頃から出雲神話や妖怪が身近だったのもあるかもしれない。

 

引っ越し前は1Kの狭い部屋だったので、スペースがなく御札を置くくらいしかできなかったが、

今は簡易のものだが神棚を南向きに祀っている。

ここには神様のお供えに塩とお清めの砂、お酒、季節の野菜などを備えている。

そしてわらしちゃん用に、お菓子や季節の甘い果物を並べる。

 

わが家のわらしちゃんと、神様は仲良しのようです。

神様は龍神様や稲荷神を特に信仰する私だが、

龍神様とわら子はまんが日本昔話のアニメオープニングのイメージ。

龍の背中に乗って遊んだりしているようです。

 


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朝と夜、外出時と帰宅時は、神棚に手を合わせます。

いいことがあった時は、神様とわらしちゃんに御礼を伝えます。

うちでは神様も座敷わらしも共に暮らし生活の中の一部なので、自然と意識が向きます。

 

わら子にはわが子のように、日々普通に話しかけています。

傍から見たらわたしはかなりやばい人ですねw

誰もいない空間に向かってひとりごと言ってる人、みたいな。

実際の子育て経験はないけど、この子のことが愛おしくて仕方ありません。

 

こうやってブログを書いてたりもすると、

背後から何してんの〜と様子を伺ってくるのがわかる。

そういうところはほんとに生身の子どもみたいです。

うちのわら子は時々遊びにも行っているようで、家の中に気配がない時もある。

わたしに似て冒険好きな子でw

そんな時はあえて執着し過ぎず、自分のやることをするようにしています。

 

わらしさんや神様との関わり方は、リアルな人間関係と同じです。

 

ほどよい距離感がやっぱり大切で、べったり依存してしまうと先方が疲れてしまう。

また、きっとこれだけ信仰していれば必ず見返りがあると期待するのも良くない。

負担かけたら逃げられますよね。

人間にも、神様やわらしちゃんも。

だからわたしは、ちょっとお散歩行ってたわらしちゃんや神様が帰ってきた時ほっとできるように、

お掃除しておいしい食べ物を用意して、待っていようと思います。

 

神棚の神様も神在月になったら出雲まで行かはるのかしら?

 

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やっぱり座敷わらしのパワーはすごいんです

 


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今のマンションに引っ越してきてまだ2ヶ月少々。

ここが気に入ったのか、わら子はたくさんの幸運を運んでくれています。

ざっと挙げてみると

・旅行系アンバサダーに任命された!

(17,000円相当のコース料理付き)

・競馬で3連複80,000円的中。

・親戚が競馬でひと月300,000円当たり、おすそ分けもらう(2万円)

・1万円相当の近江牛すき焼き肉。

・スーパーの商品券3,000円。

Amazonギフト券500円。

ばんえい競馬のキーホルダー当選。

・札幌競馬場特製ティッシュ5個パック。

・料理サイトでコーンフレーク1袋。

・コンビニ引き換えドリンク類合計1,000円くらい。

・ニュース番組の天気予報コーナーに採用。

(特製ボールペンもらう)

・探していた本が格安で手に入る。

・クオカード700円。

・行きたかった人気のホテルの予約がとれる。

・捜し物が見つかる。

・引っ越し費用が想定より安く済む。

・ほしいものが安く買えた。

・知りたかった情報が入ってくる。

・いい買い物ができた。

・おいしいものごちそうしてもらえる機会が増えた。

・行く先々優しい人と出会う。

・ココナラの占い依頼が増えた!

カクヨムの小説ランキングが上がった!

・ブログのアクセス数が増えた!

(これうれしい)

 

などなど、

こうして書き出してみると改めてすごいなー、

と思う。

今までより格段に運が上がっているのを実感できるというか、

いいことばかりな毎日です。

正しくはそりゃ何かにつまずいたり、ケンカしたり悲しい出来事が起こる日もあるけど、

うれしいこと楽しいことの比重が大きくて、結果いいことばかりの日々だなぁ、と感じられるわけです。

 

そして何か困ったことが起きても、何らかの打開策を見出すことができ、事なきを得ています。

ありがたい。

 

わたしが心がけていることは、人間幸せに慣れすぎてしまうと、欲が出てもっともっとほしいと際限なく求めてしがちなので、

謙虚に今あるものを大切に、

感謝の気持ちをわら子ちゃんに伝えています。

そして身の丈にあった願いを大事に、ひとつひとつ叶えていくために、努力を忘れないことです。

何もしないですべてを手に入れようなんてむしがよすぎるし、

書いたものを多くの人に見てほしいなら、コツコツと書き続けていく。

より良いものにするため、人として成長していくためには、感度のアンテナを掲げ好奇心をもって行動していく。

 

そして座敷わらしちゃんや、わら子も仲良くしている神様仏様など、日本人が守ってきた見えない世界を敬う気持ちを大切に。

伝統や文化を大切に日々暮らすことで、不思議な力の恩恵を受けているように感じます。

 

わたしはわらしと一緒に、令和の現代には少々古風なこのおだやかなくらしを大事にしたいと思っています。

 

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わたしとわらしの出会い


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おはようございます。

今朝は雨の大阪です。

今日はわたしとわらしちゃんの出会いをお話したいと思います。

 

あれは8年くらい前のことでしょうか。

その頃のわたしは仕事も恋愛も何もかもうまくいかず、

離婚後ひとり暮らしをしており、真夜中眠れず絶望の中布団にもぐってシクシク泣いていた。

 

この先の未来に希望もない…

そんな心境で打ちひしがれていた。

そんな時です。

 

真夜中、布団の横がまぶしく感じた。

(ちなみにベッドなんてオシャレなものはなく、フローリングにお布団敷いて暮らしていた)

不思議と恐怖心はなく、温かな光のほうをみると

白い光の中に小さな女の子がみえた。

市松人形みたいな、長い黒髪で着物を着た女の子。

年齢は5~6歳くらい。

前髪は長く、表情は見えなかった。

だけど一瞬、ニコッとした口元はみえた。

すると不思議なことに、心の中がすっと軽くなって

悲しみも癒えて、

理屈抜きでこれから先はもう大丈夫、

と自然と思え、その後深く眠りにつくことができた。

 

朝目覚めた時も深夜の不思議体験をはっきりおぼえており、夢にしてはリアル過ぎて、あれは座敷わらしちゃんがわたしをなぐさめにきてくれたのだと感じた。

 

その日以来、わらしちゃんはわたしの側にいるようになった。

はっきり姿がみえたのはあの夜だけで、

しかし気配というか存在感は度々感じるようになり

時には職場についてくることもあった。

職場の人達は幸いそういう不思議な話が好きな人達だったので、純粋に信じてくれて

一緒に働く先輩達は子育て経験者ばかりだったので子ども好きで、私達には見えないけど側にいるんだねぇ、とわらしちゃんをかわいがってくれた。

 

わたしはわらしちゃんのことを、わら子(わらこ)と名付けた。

なんて単純なネーミング。笑

わら子とは、笑子と書きます。

よく笑う子なので、笑子。

わら子ちゃんは日々楽しそうです。

わら子ちゃんが近くにいると、

すごくすごく、幸せな空気に包まれます。

それはもふもふの動物に癒やされているような、

赤ちゃんの笑顔を見た時のような、

からだの底から湧き上がるような喜びです。

それはわたしだけではないみたいで、

前述の職場の人達もわら子ちゃんが近くにいる時は、

皆ギスギスした空気がなくなり、職場が明るく笑いに包まれ、とても楽しいものでした。

 

ここでひとつ気がつきましたか?

そう、このわらしちゃんは家につく子ではなく、

人につく子。

だから、わたしの行く先々いろんなところにいて

その場所で周りの人達を笑顔に、幸せにする子なのです。

お出かけ好きのわらし、わら子ちゃん。

会社の先輩はわらちゃん、と呼んでくれました。

いろんな呼び名で呼んでもらえて、親しみこめて接してもらえうれしそうです。

当時の職場は大阪市北区中之島にある大きなオフィスビルでしたが、

コンクリートの珍しい建物はわらしちゃんにとって大きなおもちゃ箱だったかもしれませんね。

キャッキャキャッキャ、

大はしゃぎしていましたw

こういう時の説明は少々難しいのですが、

見えないのにどうしてわかるの?って感じですが、

頭の中にダイレクトに、声が響いてくるのです。

骨伝導してるかのように。

 

温かい空気感というのも、

エアコンから出てくる温風は

目に見えなくてもその温もりをはっきり感じられますよね。

目に見えなくても存在する、感じるというのは

そんなイメージです。

 

わら子ちゃんは実体はありませんが、

名前をつけられ、自分の存在を認めてもらえことを

喜んでいるようでした。

人間も同じですよね。

誰だって認められたい、否定されず受け入れてほしい。

そうしてくれる相手になら、力になりたいと思うことでしょう。

 

わたしのもとにわらしちゃんが来てくれ、今でもずっと側にいてくれるのは、

ただ自然に座敷わらしさんの存在を信じ、

わらしちゃんが好きで、助けに来てくれたことを夢や幻と終わらせず、ありがとうの気持ちでいたからだと思っています。

これからもずっと大切にし、わら子ちゃんがずっと笑っていられる毎日であるよう、

愛情をそそいで生きたいです。

 

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